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迷彩スモック(Tarnjacke)

こんにちは、エーデルマンです。5月は経済面や社会面で気分が滅入るようなニュースが多かったですが、6月に入って芸能界でおめでたいニュースがあって、個人的に少し気分が晴れました。

さて本日は国防軍・陸軍に支給されたフード付き迷彩スモック(Tarnjacke)を紹介します。なお武装親衛隊(W-SS)に支給されたフードの無いスモックと区別する為、アノラックと表現する資料もありますが、このブログでは防寒用のアノラック(パーカとも言う)と区別する為、敢えて"スモック"と呼ぶことにします。

Snipersmock1.jpg
薄いコットン製で野戦服の上に被るプルオーバータイプです。1943年に導入されたウォーターパターン(Sumpftarn 43)の迷彩柄がプリントされています。

Snipersmock10.jpg
このスモックはリバーシブル仕様となっており、裏返して着れば白の迷彩パターンとなります。

Snipersmock16_201906081805255ba.jpg

このような被服が支給されるまで、前線ではスプリンターパターンのM31ツェルトバーンを着用したり、布地を利用し非公式に迷彩ジャケットを作って使用していました。

Snipersmock2-1.jpg
個々の兵士の体格に合わせて製造された前線仕立ての服とは違って、支給品は幅広いサイズに適合させる為、調整機能が付いています。このスモックにはウエスト(腰)とリスト(手首)で絞ることが出来ます。

Snipersmock22.jpg
袖にはボタンが二つあり、袖口を絞ることができます。

Snipersmock9.jpg
ウエストとリストを絞った状態。 

Snipersmock6.jpg
脇の部分には通気用のスリットが設けられています。

Snipersmock23.jpg 
ポケットでは無く、下に着た野戦服にアクセスする為のスリットのフラップ。RBNrとサイズ(II?)のスタンプがあります。

こちらのスモックは、コレクターの間ではスナイパー(狙撃手)用とされています。
Snipersmock3.jpg
その根拠がこちらのカモフラージュネット。向こうが透けて見えるほど薄いレーヨン生地の布にウォーターパターンが印刷されています。なお、カモフラージュネットが無いスモックも存在していますが、取り外されたか最初から付いていなかったかは不明です。

Snipersmock14-2.jpg
照準スコープ付きKar.98Kを構える狙撃手。カモフラージュネットで顔面を隠しています。
狙撃手に支給されたという正式な記録は残ってはいませんが、あるコレクターによれば狙撃手だった兵士のSoldbuchの支給品のページには「Tarnjacke」の項目があったそうです。

Snipersmock19.jpg

狙撃兵学校で訓練を受ける兵士。全員ウォータパターンのスモックを着て、カモフラージュネットを付けています。

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最後に『最強の狙撃手』の中で主人公のゼップ・アラーベルガーが訓練を受けた狙撃養成員機関「ゼーターラー・アルベ」の壁に掛けられていた額縁の言葉で締めたいと思います。

狙撃兵は兵士のなかの狩人である!
その任務は厳しく、心身ともに完全無欠さが求められる。
揺るぎない自信と忍耐のある兵士だけが狙撃兵になれる。
全身全霊にて敵を憎み、敵を追いつめることでのみ勝利は可能となる。
狙撃兵たることは兵士にとって勲章である!
狙撃兵は姿を隠して闘う。
完璧なる偽装工作、猫のことき修敏さ、秀でた武器操作を発揮して、地形をインディアンのごとく利用するところに狙撃兵の強みがある。
自己の能力を信じることで確信と優越感が生まれ、成功が約束される。
Snipersmock11-1.jpg


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脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
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