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M42ヴィントブルーゼ(Windbluse 42)

こんにちはエーデルマンです。長かった梅雨が明けて、やっと夏らしい気候になりましたね。Go toトラベルは無理でも、地元の健康ランドくらいには行きたいと思っています。

さて本日は山の日ということで、久しぶりの山岳猟兵(Gebirgsjäger)のアイテムをアップしたいと思います。
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こちらは、M42ヴィントブルーゼ(Windbluse 42)です。山岳猟兵に支給された野戦服の上に着るフード付きの防寒・防風着で、頭から被るプルオーバー形式です。素材は防水性のコットン・レーヨン製でグリーンブラウンと雪迷彩のリバーシブルになっています。

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イタリアで米軍に投降する山岳猟兵。機能的に優れたヴィントブルーゼは、現在でも登山やアウトドアで使用されています。

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ファッション業界では『アノラックパーカー』という名称で、ヤング(死語)の間ではタウンウェアとして絶大な人気があります。

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なお、こちらはヴィントヤッケ(Windjacke)です。ヴィントヤッケは戦前からある防寒着で、M42ヴィントブルーゼが支給されるまでは山岳猟兵のメインのアウターウェアでした。

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ネットで拾った1927年のライヒスヴェーアのスキー訓練風景。ヴィントヤッケを着た兵士が写っています。厚いキャンバス地の重いヴィントヤッケは、防寒性・防風性・迷彩性に優れたヴィントブルーゼに取って代わります。

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フードはドローコードで絞って風の侵入を防ぐことが出来ます。

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首元はレースアップで開口部の調整が可能、さらにボタン付きフラップで完全に覆うことが出来ます。

GJ_jacke_05.jpg
大きな3つの胸ポケットが特徴で、ハーケンやカラビナなどの登山用具が収納できます。ポケットは上蓋付きで圧縮した紙製ボタンで留められており、両サイドのポケットにはプリーツが付いています。

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布のバンドで袖口を絞ることで風の侵入を防ぎます。フリクション付きのバックルはアルミ製。

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後ろから見たところ。腕・肩・フードは別パーツでなっています。腰にも蓋つきのポケットが2つ付いています。

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腰ポケットは容量が大きく、コミスブロートが丸ごと入りそうです。

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股下を通して裾を固定するストラップが付いています。

Bundesarchiv_Bild_101I-691-0244-11,_Russland,_Winter,_MG_42_in_Stellung 
MG42射手のヴィントブルーゼはストラップで固定されています。ストラップは風でまくられないようにする以外に、このように寝ころんだ時に裾がずり上がって雪や泥が内側に入らないようにする役目もありました。

GJ_jacke_06.jpg

迷彩スモックやアノラック同様、裏返すと雪迷彩となります。便利な胸ポケットはこちら側にも取り付けられています。

contener3.jpg  
ヴィントブルーゼを着た山岳猟兵。この写真のようにドイツ軍の雪迷彩は、すぐに泥や煤で黒ずんで迷彩効果が薄れてしまいやすかったようです。

GJ_jacke_07-2.jpg
後ろ側。見た目は裏側と同じですが、腰ポケットが袋式になっていることが分かります。

ちなみにM42ヴィントブルーゼにはファーストとセカンド・パターンの2種類があり、雪迷彩側が生成りのものがファースト・パターン、ゴム引きになっているものがセカンド・パターンとされています。

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こちらはセカンド・パターンの雪迷彩面です。(画像はネットで拾いました)ゴム引き加工は防水性に優れていますが、このように剥がれてしまうと防水以外に迷彩効果も薄れてしまいます。

GJ_jacke_08.jpg 
最期にフラップ部にあるスタンプ。"WIWEG"は工場名だと思いますが不明です。"I"はサイズで小となります。

ちなみにヴィントブルーゼはこのM42の他に、M38という種類が存在しているようです。M38には胸ポケットが2つあり、国家鷲章が右胸にあるのが特徴です。

Bundesarchiv_Bild_183-L27357,_Gebirgsjäger_im_Eisbunker
M38ヴィントブルーゼ姿の山岳猟兵。実物を探しているのですが、全然見つかりません(泣)


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脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
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