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分隊用ストーブ (ARARA 37 Feldkocher fur ein Gruppe)

ドイツ軍が戦時中に使用した分隊用ストーブが欲しくなり、数年前に『JUWEL 34』をオークションで入手しました。
分隊用ストーブはその名の通り分隊単位で配られた料理を作ったり、暖を取るのに使用する調理用ストーブです。

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『JUWEL 34』
ご存知の通り、JUWEL 34は戦後の生産品で、ナチスドイツではなくDDR(東ドイツ)の軍隊が使ったストーブです。
しかしながら実は購入前に大きな誤解をしていました。
『JUWEL 33』という大戦中に使用されたストーブのことは知っていたので、JUWEL 34はでっきり33の翌年、34年に採用された戦中モデルと勘違いしたわけです。(数字=採用年だと考えてしまう軍装マニアの悲しい性・・・)

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写真は『JUWEL 33』です。後継モデルであるJUWEL 34とは構造はもちろん、外観もほぼ同じです。
(写真は海外コレクター所蔵品)
なお、このJUWELストーブ、現在もマイナーチェンジを経て販売されています。(現行モデルはこちら

もともと『SVEA 123R』(ポータブルストーブの元祖ブランドでJUWELはそのコピー)を学生時代から登山やキャンプで愛用し、このタイプのストーブが好きな私は、返品もせずコレクションに加えることにしました。

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20年以上愛用しているSVEA 123R。全くメンテナンスしていないにも関わらず、動作は常に良好です。
冬山のキャンプでは「ブォー」という力強いバーナーの音に寒さや疲れを忘れます。

それでも、一応はドイツ軍装コレクター端くれ。やはり大戦中モデルのJUWEL 33の存在が忘れられません。
ぜひ入手したい!しかし軍装コレクターだけでなく、ヴィンテージストーブコレクターも血眼になって探しているアイテムです。
ジャンルを広げてウォッチしましたが、現存数が少ない為でしょうか、なかなか市場に姿を現してくれません。

そしてある日のこと、オークションにJUWEL 33に形の良く似たポータブルストーブが出品されてました。

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上蓋には『ARARA 37』の文字が。


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『Deutsche SOLDATEN』の258ページに載っているストーブと同じようです。

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あくまでJUWEL 33が本命ですが、これも大戦中のストーブには間違いないようなので狙ってみることにしました。
しかしながら相場が全く判りません。JUWEL 34の1.5倍くらいかな?と気軽に考えていたのは浅はかでした。
競った末、なんとか落札できたものの想定の2倍以上の価格に。。。(涙)
ドイツ軍装コレクターにとって、分隊用ストーブは露出度が低くエスビットほど必須アイテムってわけではないはず。
きっとヴィンテージストーブコレクターも入札に参加したに違いありません。

アメリカのイリノイ州より到着したARARA 37です。

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光源の違いで微妙な違いが出てしまいました。左側が実際の色に近いですね。

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出品者の説明によればアメリカの帰還兵がドイツから持ち帰ったそうですが本当でしょうか?
  
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タンク部は風防や蓋と同じくジャーマングレーで塗装されています。
NUR FUR BENZIN(ガソリン専用)の文字はJUWEL 33や34にもあります。

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火力の調整、メンテナンス用のツールが付属しています。
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ポータブルストーブのコレクション。左からARARA 37・JUWEL 34・SVEA 123Rです。
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タンクやバルブの形に違いがあるものの、基本構造は全く変わっていません。
ARARA 37はプレヒートした形跡はありますが、バルブが綺麗なのでほとんど使われてはいないようです。

ARARA 37は入手したものの、JUWEL 33をまだ捜し求める自分がいます。(どこまで続くこの泥沼よ・・・)

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雑嚢の中身 ~糧食・嗜好品編~

前回の「身嗜み編」から続き、M31雑嚢の中身「糧食・嗜好品編」です。ドイツ兵の雑嚢に入っていた糧食・嗜好品に関係する代表的なグッズを紹介します。    

① ファットコンテナー(Fettbüsche)

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“ファットコンテナー”の名前のとおり、主に脂(ラード、バターや鶏脂)を収納するための容器で全兵士に支給されました。
ベークライト製で、茶色以外に黒やオレンジ色のものもあります。
 
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このコンテナーの容量は220g。兵士一人の一日当たりの脂の摂取量が72gとされていたので約3日分です。
ラードと言えばトンカツを揚げる油を思い浮かべますが、ドイツ軍ではシチューに入れて風味を出したり、パンに塗って食べることで必要な熱量を得ていました。

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② エスビット(Esbit)

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ブリキ製の携帯用ストーブで調理器具として兵士に支給されました。開閉式のカバーがゴトクになります。
内部には固形燃料の箱が収納できるようになっています。


③ ポケットナイフ(Taschenmesser)

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コミスブロート(ライ麦で作った軍用パン)を切ったり、ジャガイモの皮を剝いたり、フォークの代わりにするなど戦場でのポケットナイフの用途は数え切れませんが、必ずしも全兵士に支給されたものでは無いようです。
上(左)のナイフはブレードに「SOLIGEN」、ハンドルの部分には国家鷲章の刻印ありますが実際にドイツ軍が使っていたものかどうか不明です。
下(右)のナイフには、ケーブルの皮膜を剝ぐ為の刃がついていることから工兵用と言われています。
上記以外に兵士が個人で購入するケースも多く、スイスアーミーのような多機能ナイフも使われていました。


④ 折りたたみ式スプーン・フォーク(Essbesteck)

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アルミ製のタイプです。1937とヴァッヘンアムト(WaA)、メーカーマークが刻印されています。


⑤ 缶切り(Dosenöffner)


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ドイツの缶切りはかなり凝った造りです。
映画「橋」では、少年兵がミルクか何かの缶詰を銃剣で簡単に開けていたので必需品では無いのかも知れません。


⑥ 缶入りチョコレート(Schokolade Behälter)



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ドイツ軍が兵士に配給したチョコレート「Scho-ka-kola」です。
この缶のように年号が中央にあるものや、国家鷲章がデザインされたもの、紙製の容器のタイプが存在しています。
チョコレートは戦場でのストレス解消と共に、手軽にカロリー摂取するのに適した食べ物となります。

映画の小道具としてマニアの間では有名で「橋」では少年兵が敗走する負傷兵からもらったり、「スターリングラード」では第6軍の兵士が空中投下されたコンテナーの中にこのチョコレート缶を見つけてむさぼり食うシーンがありました。


⑦ コーヒーバッグ (Kaffee-Beutel)

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焙煎コーヒー豆
のバッグです。代用コーヒー(炒った麦・大豆・タンポポの根から作ったコーヒー)ではなく本物なので
一般兵士の雑嚢には入っていなかったかも知れません。


⑧ 煙草紙(Zigarette-Papier)

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なんといっても兵士の楽しみは食後の一服だったでしょう。
“Efka”のパッケージには"Allerfeinstes Zigaretten Papier"(他にはない最高級の煙草紙)と書かれています。
手巻き煙草の場合、このような紙がない時は新聞紙などで代用していました。(ソ連の「プラウダ」など)
当時のドイツ兵にとってパイプでの喫煙も一般的です。


⑨ マッチ箱(Zündholzschachtel)

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煙草に火をつける以外に、使用目的は山ほどあります。

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今回アップしたグッズは兵士が戦場で食事をし、その後の一杯、一服を楽しむのに最低限必要と思われるものです。
もちろん数え上げればキリがないほど雑嚢の中身は他にもあります。
雑嚢の本来の目的は正式名称(独語でBrotbeutel、直訳すると「パンを入れるカバン」)の通り、パンや乾パンなどの食料品を運ぶことだったのかも知れません。


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分隊用ストーブ (Juwel 33 Feldkocher fur ein Gruppe)

人類と火の歴史が始まったのは今から160万年前ごろ、ジャワ原人や北京原人などのホモ・エレクトスがいた時代だと考えられています。落雷や山火事で発生 した火は、最初は彼らにとって恐怖の対象でしかなかったと思います。
そのうち群れの中で勇気ある一匹(一人?)が恐る恐る近づいて火のついた枝か何かを洞窟に持 ち帰ってみたところ・・・

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寒 い冬でも凍死しなくなった、調理することで多くの食物を安全に食べることができるようになった、襲ってくる獣や敵から身を守ることができたなど、人類は火 を身近に置くことで数多の恩恵を受けます。するどい牙や厚い皮膚を持たない人類が厳しい生存競争に打ち勝つことができたのも、火という心強いパートナーがいたからでしょう。

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火と親密になればなるほど文明はますます栄え、生活は豊かになっていきます。
そして13世紀末には、ある物質が誕生し人類に強大な破壊力を与えることになります。



火薬の発明です。

【火薬】
火薬(かやく)や 爆薬(ばくやく)は、熱や衝撃などにより急激な燃焼反応をおこす物質(爆発物)のことを指す。狭義には最初に実用化された黒色火薬のことであり、ガン・パウダーの英名通り、銃砲に利用され戦争の歴史に革命をもたらした。
(Wikipediaより)


火薬と同時に遠くの敵をより多く殺傷する火器も開発され、戦術は大きく変わります。article161.jpg
17世紀に入ると固体(石炭)や液体(石油)など、木に変わる燃料を燃やし動力とする機械が作り出され、人間はその何千・何万倍の力を有するようになります。
こうして文明はますます発展していきますが、とどまることを知らない人類の欲望はさらに多くの火を必要とし、20世紀には燃料の奪い合いが世界規模で起こります。

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2度の世界大戦はあらゆる分野でイノベーションを起こしますが、これまで築き上げてきた文明を一瞬にして消滅させてしまう"核"という新たな火も人類は作り出してしまいました。

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「多すぎる火は何も生みやせん」 by 風の谷


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火が人間の愚かさを露呈させる一方で、文化的発展に大いに貢献したことの一つに食物の加工=調理があります。

火を使って調理することで多くの物を安全に食べられるだけでは無く、美味しく食べることができるようにもなりました。
焼く以外に煮る、蒸す、揚げる、炒めるなどの料理法も竈や鍋などの調理設備の発達で可能となり、世界中で食文化が生まれます。

野外で調理したい場合、薪や炭を使う焚き火が一般的な方法でしたが、19世紀のフランスで灯油を燃料に使用するポータブル・ストーブが発明されます。ポータブル・ストーブは火をおこす手間を減らし、持ち運びにも便利という利点を備えており、屋外活動が主なキャンプや登山、さらには軍隊でも使用されました。

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スウェーデンで1892年に開発された加圧式ストーブ「プリムス・ストーブ」は頑丈で信頼性が高く、ロアール・アムンセンの南極点の探検やリチャード・バードの北極点到達といった極地探検への携行ストーブとして選ばれ、とくに悪環境下でその性能を発揮しました。
「SVEA 123」はプリムス・ストーブから発展したポータブル・ストーブで加圧ポンプを省略し、さらに小型・簡素化を実現、携行性を高めています。

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   こちらは改良型のSVEA 123R

第二次大戦中のドイツ軍はこのSVEA 123に類似のストーブを採用します。以前紹介した「ARARA 37」と今回紹介する「Juwel 33」が有名です。

下記は先週の出張で持ち帰ったモノの一つ、Juwel 33です。ドイツから送られてきました。


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SVEA 123のコピーと言われていますが、外観を見る限りはこれはこれで独自のデザインです。
このJuwel 33には上下の蓋を固定するストラップが付いていますが、ストラップ無しのタイプもあります。

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蓋にはJuwel 33とGutav Barthel社の刻印があります。

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使用するには上蓋を外し、風防兼防護カバーの上に調理容器をのせます。


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心臓部のバーナーと燃料タンクです。燃料タンクをプレヒートし気化した燃料(ガソリン)に着火するという非常にシンプルな構造です。火力は斜め下に突き出した制御バルブで調整します。
この部分は、SVEA 123とそっくりです。どちらが真似をしたのかは定かではありませんが、知名度を考えるとJuwel 33がコピーだと考えるべきでしょうか。

タンクにも蓋と同じくJuwel 33とGutav Barthel社の刻印がありますがこちらは錆びがびっしりと浮いている為、判別が難しい状態です。


続いて、Juwel 33の付属品です。

1 工具ケース
2 スパナ
3 漏斗
4 ノズル清掃工具
5 清掃針

スパナはバルブを分解する際や制御バルブのハンドルを操作する時、ノズル清掃工具はニップル(パイプ)が詰まった際に使用します。
付属品には上記に加え予備のニップルやパッキングがありますが欠品しています。

取り扱い説明書も工具ケースの中に折りたたんで入れられるようになっていますが、本品に付属してた説明書は折りたたまれた形跡が無い為、別途保管していた可能性があります。
(取り扱い説明書については下記で詳しく)

【取り扱い説明書】

(表) 使い方の説明及び交換用パーツの部品番号が書かれています。
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(裏) Gutav Barthel社の小型ストーブやトーチの広告が載っています。
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最後にポータブルストーブの比較です。

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まずはARARA 37との比較。ストラップの有無以外は全く同じデザインです。軍からの指定ということで共通性が多いのかもしれません。



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戦後モデルのJuwel 34との比較。こちらも風防のスリットの形状・数以外はほとんど同じです。制御バルブが水平に改良されています。

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以上、だいぶ前にキャンプ場で焚き火をぼんやりと眺めながら、ふと浮かんできた考えを文字にしてみたところ、このようにブログ史上最長の前置きになってしまいました。(あと、画像の横に文字が打てることを発見し、嬉しくてつい・・というのも理由です)

このJuwel 33は煤やバーナーの状態から見てつい最近まで使われていたようです。道具は使ってナンボのもの(ただし高いのとか希少品は・・・(^_^;))、こちらに来てアウトドアとは無縁の生活になってしまいましたが、機会があればぜひ使ってみたいですね。

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野戦糧食(Verpflegung)

ドイツ軍では後方の野戦調理部隊がコミスブロート(軍用パン)やフィールドキッチン(俗名:Gulaschkanoneシチュー砲)で調理した食べ物を戦闘部隊へ3食配給することになっており、前線にいる兵士が自炊することは無かったとされています。

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しかしながら何らかの事情で食事が届かない場合、兵士には即席食品を主とした野戦糧食(Verpflegung=レーション)、いわゆる”ミリメシ"が配給されました。後方部隊から食事が配給されないことは非常事態だったのでレーションは頻繁に食べられるものではなく、よって下記の条件を満たす必要がありました。

・運搬が容易で長期保存が可能なこと
・調理が不要、もしくは簡単なこと
・高カロリー・高エネルギーであること

保存食の代名詞である缶詰はもちろん、運搬や梱包材料の温存を考慮した紙製のパッケージに入ったビスケットや乾パン、粉末状のスープやジュースなどがありました。

ドイツ軍のレーションについては有名な資料本があります。

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オールカラー301頁で掲載しているアイテムはすべて実物。未開封の缶詰からキャンディーの包み紙まで膨大な量の糧食を見ることができます。アイテム以外に当時の珍しい写真も紹介されています。

この資料本には到底及びませんが、手持ちのものをいくつか紹介したいと思います。

※なおここで紹介するモノ全てが部隊から支給されたレーションという意味ではありません。兵士が酒保で買い求める類のモノも含まれています。

一番最初は「雑嚢の中身糧食・嗜好品編~」でも紹介したレーションの代表選手、「Scho-ka-kola」です。

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直径8.8mmの缶に50gの円盤状のチョコレート50g(カカオ52.5%、カフェイン0.2%配合)が2枚入っています。なおSTEINER氏のサイトでは貴重な中身(当時のチョコレート!)や詳しい内容を見ることができます。
資料本でもScho-ka-kolaは16頁を使って説明しており、冬季に12時間以上連続で勤務するパトロール兵に後述するクネッケブロートなどと一緒に配られたことや缶のバリエーションなどを紹介しています。

こちらは「Weike Barde」という菓子です。

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紛らわしいイラストの為、しばしばタバコの箱として売られているようです。(私もタバコ箱として買いました)
本当はスティック状のクッキーが正解。
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未開封です。封帯を解いてみればお菓子かタバコかの疑問は解けますが・・・(ちなみに振ってみると〝カサカサ〟とタバコでは無い音がします)なお封帯には「Vertrieb Ohne Verwendung Von Steuerzeichen Zugelassen」と印字されています。Googleで翻訳すると「Steuerzeichenの許可が無くても販売できる」みたいに訳されるんですが、Steuerzeichenが何を意味するのか判りません。

こちらはドイツ人なら誰でも知っているDr.Oetker社の「pudding pulver」(プディングパウダー)です。
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自分で買っておきながら、戦場でプリンなんか本当に作るの?と思いましたが、資料本には「ドイツ兵には、士気を保つのに効果的と思われる数々のスイーツが支給された」とありなるほどと納得。

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「wehrmacht verpflegung=国防軍レーション」と日付のスタンプもあります。


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ちなみに、この写真は現代のDr.Oetkerのプディングパウダーです。ドイツの友人が写真を送ってくれました。

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「hirschhornsalz」(膨らまし粉)です。パンやケーキを焼く際に使用します。ラベルには「本品は小麦粉1ポンド半(約670g)分に使用」と書かれています。

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「KAISER-NATRON」(重曹)です。doppeltkohlensaures Natron(重炭酸ソーダ)、mild und bekömmlich(マイルドで口当たりの良い)、für Kuchen, Haus, Reise(キッチン、家庭旅行のための)と書かれています。
ベーキングパウダー同様、膨らまし粉(ベーキングソーダ)として使うことができます。(重曹が用いられる例:クッキー、パンケーキ。ベーキングパウダーが用いられる例:ケーキ、マフィ、ビスケット、バターケーキ、イースト無しのパン等) 

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裏面には重曹を使った調理方法が書かれています。重曹は他にも灰汁抜きや肉を柔らかくすることに使われたり、水と混ぜて炭酸水を作ることができます。調理以外には、消化剤や洗剤、医薬品(胃酸過多に対して制酸剤として使われる)にも応用できる優れものです。

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「Hayma」というジンジャーブレッドの上にかけるスパイスのようです。これは資料本には載っていませんでしたが、封のところに「Für Die Deutsch Wehrmacht=ドイツ国防軍用」「Kriegs-Weihnachten1942=1942年 戦争クリスマス(直訳)」というスタンプが押されているので、間違いないようです。
なおこの「Kriegs-Weihnachten」ですが、戦場でクリスマスを迎える兵士への特別配給物という意味でしょうか。

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人工甘味料サッカリン「Kristall Süßstoff Saccharin H」です。砂糖の代用品としてコーヒーや紅茶に入れたり、ベーキングパウダーに混ぜたりします。パッケージの表面には「Der Inhalt dieses Bäckchens entspricht der Süßkraft von etwa 550 g Zucker(このサッカリン一袋で約550gの砂糖に相当する)」と書かれています。
裏面には「Man löse den Inhalt dieses Päckchens in einem halben Litter warmen wassers auf.(一袋を半リットルのお湯に溶かす) Ein Teelöffel dieser Lösung entspricht der Süßkraft von 3 stuck Würfelzucker(スプーン一杯分のサッカリン粉末が角砂糖3つ分に相当する」という表記も。


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粉末ジュースが入った筒型ケースです。Marsch-Getränk(行軍飲料) 2.5L分とスタンプされています。何味かは書かれていませんが、匂いから判断するとレモン味のようです。このような粉末化食品は液体のまま運ぶより遥かに軽量で、レーションとしては最適でした。

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「MAGGI SUPPEN」有名な”マギー”スープも粉末化されました。こちらは卵味(Eier)の星型(Sternchen)ヌードルスープ2食分です。

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「Camembert」(カマンベールチーズ)250gのパッケージ。Weichkäse aus pasteurisierter kuhmilch(低温殺菌牛乳から作られたソフトチーズ) 45% Fett i. Tr(脂肪分45%) メーカーはSiegfried通り69番地にあった、Milchhof Nürnberg G.m.B.H(有限会社ニュルンベルグ酪農場)とのこと。Wehrmacht-Packung(国防軍用)で製造年月は1943年12月。

各種紙袋
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BONBONS(ボンボン=砂糖から作られた殻で包んだ菓子)を小分けにする場合に使用された袋のようです。

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「Kaffee」(コーヒー)も重要な野戦糧食です。frisch gerösteter(焙煎)コーヒー用の袋です。代用コーヒー(炒った麦・大豆・タンポポの根から作ったコーヒー)ではなく本物です。

最後にクネッケブロート(Knäckebrot)について。

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クネッケブロートは北欧生まれのライ麦の薄焼きパンでビタミンやミネラルなどの栄養価が豊富です。ドイツ軍では主食であるコミスブロートが手に入らない場合の非常食とされていました。



クネッケブロートは厚紙でできた四角い箱に入れて配給されました。

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125g入りのクネッケブロートの箱。1941年製です。この箱、ホンモノということで購入しましたが実はフェイクのようです。フェイクは市場に相当出回っているらしく資料本にはご丁寧に見分け方まで載っています。

左がフェイク、右が実物です。
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実物と比べるとフォントや文字の間隔が若干違いますが、コピーする際にメーカー名のスペルを間違えるという初歩的なミスを犯しています。(「Batscheider」が「Batschaider」になっている)

なんと軍装コレクターの間で有名な「Deutsche Soldaten: The Uniforms, Equipment and Personal Effects of the German 1939-1945」ではこの箱が実物として紹介されています。

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こちらの箱も実物として売られていました。(スペルは正しい)
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しかしながら資料本の著者はこの箱自体、オリジナル性が疑わしいと書いています。
その理由は2つ。1つ目、この会社のクネッケブロートには別のデザインの箱があるらしく、通常何種類も作らないからニセモノという理由。2つ目はメーカーという意味のドイツ語Herstellerの後には通常 :(コロン)があるはずなのにこちらは無いから、だそうです。(完全否定はしていませんが・・・)
この箱の真贋はさて置き、実物のクネッケブロートは空き箱でも1万以上、中身が残っているモノは10万円以上するとか・・・
いやー恐ろしい世界です。


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個人用携帯ストーブ (Esbit Kocher)

最近めっきり寒くなりましたね。私の住む某中米国某市は寒さとは無縁と思われるかも知れませんが、朝晩はダウンジャケットが必要なくらい冷え込みます。このような季節は焼酎か日本酒を飲みながら鍋でもつつきたいのですが、あいにくここでは鍋料理の食材の入手が非常に困難。いつの日か日本に帰ってちゃんこ鍋を腹いっぱい食べるのを夢見る日々です。

さてそれでは本題に入りましょう。以前「飯盒の中身」として紹介した個人用携帯ストーブ「エスビット(Esbit)」ですが、本日は単品としてスポットを当てたいと思います。

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エスビットはErich Schummによって1933年に設立 されたドイツの会社の名前ですが、固形燃料(Trocken-Brennstoff)やそれを使う携帯式のストーブの名称となっています。(このブログでもエスビットとは携帯式ストーブのことを指します)
エスビットの用途は上のイラストや下の写真を見れば一目瞭然ですね。上記のイラストのようにエスビットを使って糧食を温めなおしたり、コーヒー用のお湯を沸かしました。




なお糧食系の資料本「Rations of the German Wehrmacht in World War II」 によれば、エスビットは各兵士に一個支給というような装備ではなかったとのこと。野戦糧食の記事の中でも書いた通り、ドイツ軍は前線の兵士に調理済みの食事を可能な限り配給した為、個人が調理器具を所持する必要がなかったことが主な理由です。そうは言ってもやはり寒い地域で戦う兵士にとって冷めた糧食を温め直したり、お湯を沸かすのに必需品。ガソリンストーブ(Juwel 33ARARA 37)と共に支給されたようです。

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ただし配給の割合はバラバラで、フィンランド北部に駐留していた山岳部隊には猟兵2人に1つガソリンストーブが支給されたとする一方でグロースド イッチュランドの中隊にはガソリンストーブ20個とエスビットが数個しか支給されず、さらに酷い例ではモスクワに近い場所にいたある歩兵部隊の将校の証言によるとガソリンス トーブの所有はゼロ、エスビットの燃料もほとんどなかったとか。
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資料本に掲載されている当時の広告です。なるほど調理以外に熱湯消毒用の湯を沸す場合にも使えますね。


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エスビットの寸法は横9.7cm、縦7.4cm、厚さ2cm、薄いスチール板でできています。(なお資料本には亜鉛製とありますが、磁石が付きます)
「HIER AUF KLAPPEN!」(ここを開く) 「Mod. 9 Ges.  gesch」(モデルNo.9、Ges. gesch=Gesetzlich Geschützt,登録商標くらいの意) なお、「Esbit」の由来はErich Schumm Brennstoff  In Tablettenformの頭文字からとのこと。

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サイドパネルを開き、できた空間に固形燃料を置きます。開いたパネルは風防、調理器具を乗せるゴトクになります。

TABLETTEN AUFLAGE(タブレットをココに置く)
Hersteller (メーカー)
ERICH SCHUM (ERICH SCHUMM社)
Esbit Brennstoff-Fabrik(エスビット燃料工場)
Stuttgart-W(Wüttemberg州 Stuttgart工場製)

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ヒンジ部分にある3つのくぼみを使えば、パネルをさまざまな角度に固定するすることが出来ます。

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このようにパネルの角度を狭めることで水筒のカップのような底の面積が小さい容器も置くことが出来ます。

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上記は本体に固形燃料を収納した所、下記は固形燃料(Trocken-Brennstoff)のパッケージです。

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一箱に20個のタブレットが入っており、箱ごとエスビットの中に収納できます。パッケージのデザインには上記以外にいくつかのバリエーションがあります。見えずらいですが下のパッケージ裏には、同社製品No.9、No.18、No.3の商品イラストが描かれています。(軍が使用したのはNo.9)

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こちらは下のパッケージの側面のイラストですが、兵士が野外でエスビットを使うシーンが描かれています。

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エスビット本体とその紙箱です。兵士がエスビットで調理している様子が描かれています。兵士のイラストと「Der Kocher für den Soldaten」(兵士の為のストーブ)という文章から軍用モデルと言われていますが・・・うーん軍に納品するのにわざわざ専用の箱を作るでしょうか?(古今東西共通して官公庁への納入価格は徹底的に叩かれてコスト的には厳しいはずなのですが・・・)

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上記は紙箱の4側面のイラストですが、ここに書かれているのはすべて民間人たちです。勝手な想像ですが上記のパッケージは一般人向けにも売られていたもので、兵士のイラストを載せることで戦意高揚を狙ったのでは無いでしょうか。

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箱の裏側には使用方法とイラストが掲載されています。
Esbit ストーブモデル9のサイドパネルを開いてことで暖めることができる。固形燃料のタブレットを1つ又は2つ置いてマッチで火をつける。(図2) コーヒーカップのような小さい容器を使用する際はサイドパネルを曲げる(図1)というような意味かと。

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こちらは本体付属のマニュアルです。このマニュアルは超入手困難の為、ネットで拾った画像を拝借しました。



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ドイツ軍で使用されたストーブ一式です。JUWEL 33、ARARA 37との比較するとそのコンパクトさがよく判ります。またもや資料本の受け売りですが、一般の兵士は火力の強いガソリンストーブを好み、装備を極力少なくする必要のある降下猟兵や山岳猟兵はエスビットを迷わず選択したというのも納得です。(あーますます鍋が食べたくなった・・・)


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エーデルマン

Author:エーデルマン
脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
注)当時のドイツ軍の装備・生活用品に興味がありますが、特定の団体・思想を支持するものではありません。

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エーデルマンの参考文献
Ss-brigadefuhrer Und Generalmajor Der Waffen-ss Theodor "Teddy" Wisch
Ss-brigadefuhrer Und Generalmajor Der Waffen-ss Theodor "Teddy" Wisch
個人秘蔵の未公開写真が満載でLSSAHファンは必読の書。著者は友人

第5SS装甲師団「ヴィーキング」写真集 大平原の海賊たちI

著者は日本有数のコレクター。ヴィーキング師団隊員の生き生きした表情が印象的

第5SS装甲師団「ヴィーキング」写真集 大平原の海賊たちII


SSの軍装―UNIFORMS OF THE SS 1938‐1945

SSの軍装のすべてがこの一冊に

WWII ドイツ軍兵器集 〈火器/軍装編〉 (1980年) ワイルドムック
WWII ドイツ軍兵器集 〈火器/軍装編〉 (1980年) ワイルドムック
長年教科書だった本。小宮氏の「ドイツ軍の全貌」の解説がすごい

最強の狙撃手
最強の狙撃手
ドイツ軍No.2スナイパーの回顧録。狙撃シーンもすごいが、当時の兵士の生活も垣間見れる一冊

第2次大戦ドイツ軍装ガイド
第2次大戦ドイツ軍装ガイド
鮮明な写真による軍装品説明はブログ写真撮影の参考にしています

ドイツ軍装備大図鑑: 制服・兵器から日用品まで
ドイツ軍装備大図鑑: 制服・兵器から日用品まで
軍装品のカタログとも言えるボリュームは圧巻。実は密かに打倒を狙っていたり・・・

第2次大戦ドイツの自動火器
第2次大戦ドイツの自動火器
実物のFG42実射レポートを読めるのはこの本だけ

“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
ドイツ国防軍好きなら買って損はなし

図説ドイツ軍用銃パーフェクトバイブル (歴史群像シリーズ Modern Warfare MW)
図説ドイツ軍用銃パーフェクトバイブル (歴史群像シリーズ Modern Warfare MW)
ドイツの軍用銃の専門書でビジュアル的に見ていて楽しい

ドイツの小銃拳銃機関銃―歩兵兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
ドイツの小銃拳銃機関銃―歩兵兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
ドイツ軍用銃のバイブル的な書。ドイツ軍スナイパートップ3への一問一答が興味深い

Feldbluse: The German Soldier's Field Tunic, 1933-45
Feldbluse: The German Soldier's Field Tunic, 1933-45
M33からM44までドイツ陸軍の野戦服を網羅。特にM36以前の野戦服は必見

Rations of the German Wehrmacht in World War II
Rations of the German Wehrmacht in World War II
とにかく当時のドイツ兵が食べていた糧食にこだわった一冊

武器と爆薬―悪夢のメカニズム図解
武器と爆薬―悪夢のメカニズム図解
迫撃砲はどうやって砲弾を飛ばすのか?小銃擲弾は?ほかにも大砲や爆弾のしくみを源文マンガでわかりやすく解説

グラフィックアクション GRAPHIC ACTION 1993年 No.17
グラフィックアクション GRAPHIC ACTION 1993年 No.17
このシリーズは市場で見つけたら買うべし

ドイツ武装親衛隊軍装ガイド (ミリタリー・ユニフォーム)
ドイツ武装親衛隊軍装ガイド (ミリタリー・ユニフォーム)
WSS専門だけど全部実物!

鼠たちの戦争〈上〉 (新潮文庫)
鼠たちの戦争〈上〉 (新潮文庫)
映画「スターリングラード」の原作本的な内容だが100倍面白い

鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)
鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)


スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)
スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)
塹壕から故郷へ送った兵士の手紙が興味深い「クリスマスはドイツ風に」の章は涙なくしては読めません

ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)
ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)
ヒトラーが暗殺された後の撤退戦を描いた架空小説。小道具にこだわるところがマニアっぽい

泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート (大日本絵画)

ナルヴァ戦線で活躍したオットー・カリウスの自伝を宮崎駿監督が漫画化。「ティーガー薬局」を営むカリウスを訪問しインタビューという企画が素晴らしい

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