M41野戦服 (Feldbluse 41)

皆様お元気でしょうか?溜まってた仕事がやっと片付いて、趣味のブログをアップすることができるようになりました。
そういえば巷はクリスマスですね。(日本と時差があるのでこちらは今日がイブですが)
エーデルマンは熱心なクリスチャンなのでクリスマスは朝からミサに行って、家族で厳かに過ごすつもりです(嘘です
ところで今でもクリスマスは恋人たちの祭典なのでしょうか?
私が若かった頃、クリスマスを独りで過ごすのは人間じゃないみたいな扱いを受けましたが、今はどうなんでしょうね?
世間ではリア充と思われているエーデルマンですが、こう見えてクリスマスに甘い思い出など一切ありゃしません。

まぁ、そんなどうでもいい話は置いておいて、今日の本題はM41野戦服(Feldbulse 41)です。

 M41tunic29-1.jpg    
一見M40野戦服のようですが、ボタンの数が5個から6個に増えています。ボタンが増えた理由は野戦服の生地に使われるフェルトの質が低下(レーヨンの混合率が増加)した為と言われています。

 M41tunic30-3.jpg
とは言っても、極端に質が低下しているような印象は無く、後ろから見るとM40野戦服と区別が付きません。

ところで野戦服でM36とかM40という言い方は後の研究者・コレクターがそう呼称しているだけで、ドイツ軍では明確な分類はされておらず、すべて1933年に導入されたポケットが4つの野戦服(M33野戦服)の改良(もしくは改悪)バージョンと言えます。(1944年にポケットが2つの野戦服、M44野戦服が導入されるまでですが)

M41野戦服と呼ばれるこの被服は、1941年5月26日付けの陸軍規定41年第558号(H.M.41,Nr.558)でそれまでの野戦服のボタンを5個から6個にするよう定められたことにより誕生しました。


M41tunic23.jpg
M40野戦服とM41野戦服の比較。
M40野戦服はミントに近い状態である一方、M41野戦服はかなり着古した感があるのでフェアな比較では無いですね。

soldier4.jpg
こちらは大日本絵画『“グロースドイッチュランド”師団写真史』に掲載されている1942年7月に撮影された写真ですが、向かって左側の伍長はM40野戦服、隣の兵長と手前で横になっている兵士はM41野戦服を着ています。

“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
(1999/05)
トーマス マックギール、レミー スペツァーノ 他

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M41tunic24.jpg
内装はM36野戦服から受け継がれているスタイルで、コットン製ライナーが全体を覆う形になっています。
M41野戦服までは内蔵サスペンダーは別パーツですが、次のM42野戦服でライナーと一体化します。


M41tunic19.jpg
 メーカー、サイズ、製造年のスタンプです。

Heinecke Magdeburg
41〟 襟から肩の長さ 〝44〟 首回り
102〟 胸囲
70〟 着丈 〝58〟 袖丈
342〟 1942年3月製造
Br. 742〟Br.(Braunschweig)補給廠 1942年7月受領




このM41野戦服、もともとの生産数が少なかったのか、それともあのスターリングラードでの降伏を境に崩壊した東部戦線で消耗されたのかは判りませんが、他の野戦服と比べてあまり市場で見かけません。
特に改造されず共生地の襟のまま残っているものは昨今入手しづらくなっています。

soldier7.jpg  
こちらの写真は野戦服のバイブル『FELDBLUSE The German soldier's field tunic 1933-45』に掲載されている一枚で、ノルマンディ侵攻作戦前のサン・ローで撮られたスナップショットです。左端の兵長は襟がダークグリーン色に改造されたM41野戦服を着ています。その隣にはM36もしくはM40野戦服を着た上等兵、真ん中の曹長はM43野戦服、右から二人目の伍長は襟が改造されたM42野戦服、そして右端の兵士はM43野戦服を着用しています。


Feldbluse: The German Soldier's Field Tunic, 1933-45Feldbluse: The German Soldier's Field Tunic, 1933-45
(2007/10/30)
Laurent Huart、Jean-philippe Borg 他

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M41tunic28.jpg
襟章は1940年5月9日に採用となったマウスグレー共通兵科色のタイプです。襟の裏はコットン生地になっています。

M41tunic17.jpg
国家鷲章は1940年制定のフィールドグレー地にマウスグレーの刺繍タイプです。


M41tunic27-1.jpg  

肩章は取り外せるタイプで、先端が丸い形をしています。

M41tunic20.jpg
腰ポケットです。製造工数の削減の為でしょうか?袋状のポケットを貼り付けただけのシンプルな構造になっています。

  M41tunic4-1.jpg
マネキンに小銃兵の装備と共に着装してみました。
なお野戦服の色は一枚目の写真より、こちらの方が現物に近いです。
(修正しました)

さて、たぶんこれが今年最後のアップとなります。今年一年、当ブログへ訪問いただき誠にありがとうございました。
来年もこの泥沼日記がどこまで続くか判りませんが、無理をせずゆっくりと進んでいきたいと思います。

それではどうか皆様良いお年を!

by エーデルマン


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ガスマスクフィルター缶 (Gasmaske Filter Einsatz)

今年もあと2週間ちょっとですが、まだまだ忙しいですね。仕事が山積みですが、頑張って乗り切って良い年を迎えたいと思います。さて、今週はガスマスクのフィルター缶(Gasmaske Filter Einsatz)のバリエーションを紹介したいと思います。

 GF2-3.jpg  
ドイツ軍のガスマスクのフィルター缶の代表的なものを並べてみました。
左からFE37、FE41、FE39、FE42です。FEは“Filter Einsatz”(フィルター)の意味で、その後に採用された年が付きます。

GF29.jpg
ガスマスクの説明書にはフィルター缶の断面図が記されています。2種類の活性炭(gasfilter)と繊維質の濾紙(schwebstofffilter=HEPA)の3層構造になっていて有毒ガスを吸収、空気を浄化することができます。

まずはFE37から見ていきましょう。

GF20.jpg

FE37は長さ8.5cm、直径10.7cmで特徴はシャワーのように網目になっている吸気孔です。このフィルター缶はzivilen luftschutz(国民防空隊)用だったようで、使用上の注意が書かれた紙が本体に貼られています。

 GF9.jpg GF10.jpg
FE37には刻印・スタンプのバリエーションが多く存在しています。左はAUER社とF☆の刻印がありますが、右にはスタンプのみ。それぞれヴァッフェンアムトと製造年(1940年)のスタンプが押されていることが判ります。

 GF33.jpg
こちらはFE39で長さが10.7cmとなり容量が増えて有毒ガスを濾過する能力がアップしています。“CO FE39”の刻印にヴァッヘンアムトと1940(製造年)そして“AB”と数字のスタンプがあります。吸気孔は中央に一つとなりました。

 GF26.jpg
FE41はFE37と全く同じサイズです。メーカー名“bwz”(Auer-Gesellschaft AG, Werk Oranienburg)と“Fe”(Ferro=鉄)の刻印があり、こちらにもヴァッヘンアムトのスタンプが押されています。

 GF32.jpg
FE42はFE39と同じサイズです。FE42の吸気孔にはメッシュ状のフィルターガードの有りFE39と区別ができます。

ガスマスクフィルターにもいくつか付属品がありますので紹介したいと思います。

<キャップ類>

  GF36.jpg

これらのキャップ(verschlußkappe)はフィルター内部に水気やゴミが浸入しないよう上部の通気孔に取り付けます。アルミとベークライト製共にネジが切ってあり、ゴム・紙製のパッキングが入っているので完全防水となります。

  GF44.jpg
新品のフィルター缶の吸気孔にはこのようなスチールキャップが付いていました。(これはネット上の画像を拝借しました)

GF13.jpg

こちらはゴムのキャップで、F39、F41、F42のような吸気孔が一つのタイプのフィルター缶に取り付けます。

GF37.jpg  

ゴムのキャップを吸気孔に取り付けた状態です。

<包装カートン>

  GF40.jpg
部隊には大きなダンボール箱に入った状態で支給され、各フィルター缶はこのような厚紙で包装されてました。

<キャリングポーチ>
GF41.jpg  
予備のフィルター缶を入れておく為のポーチです。ベルト通しでウエストベルトに装着できるようになっています。

GF18.jpg

このポーチに入れた状態で背嚢などに入れていたのでしょうか。


GF1.jpg
第二次大戦はガス攻撃は行われず、実際にあまり使われることが無かったガスマスクですが、フィルター缶は戦場の水を浄水するのに使われたようです。(もちろん正規な使われ方で無いので隠れてコッソリと・・・)


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M30ガスマスク (Gasmaske 30 )

前々回の日記で35年モデルのM30ガスマスク用収納缶に入っていたマイク用コネクターのあるM30ガスマスクをチラッとお見せしました。あれから色々と調べてみてこのガスマスクについて少し判ったので報告させていただきます。なお今回の記事はドイツ軍装コレクターであるTom氏の協力を得て作成しました。

M30GASCAN45.jpg   
右側の頬にはマイク用コネクターが付いており、普通のガスマスクとは一線を画しております。なおこのタイプはドイツ海軍(Kriegsmarine)で使われたものと言われています。

ドイツ海軍といえばUポート、Uボート言えば映画『Das Boot』ですね。
Das_Boot.jpg
第二次世界大戦中の1941年秋、ナチス・ドイツの占領下にあったフランス大西洋岸のラ・ロシェル港から、1隻のUボート「U96」が出航する。彼らに与えられた任務は、大西洋を航行する連合国側の輸送船の撃沈であった。報道班員のヴェルナー少尉はUボートの戦いを取材するため、歴戦の艦長と古参のクルー、若者ばかりの水兵を乗せたU96に乗り込む。荒れ狂う北大西洋での孤独な哨戒航行、思いがけず発見した敵船団への攻撃と戦果、深海で息を潜めながら聞く敵駆逐艦のソナー音と爆雷の恐怖、そして目の前に突きつけられた死に行く敵の姿…。長い戦いに皆が疲れ、クリスマスには帰港できることを願うが、母国から届いた指令はイギリス軍の地中海要衝であるジブラルタル海峡を突破してイタリアに向え、という非情なものであった。中立国スペインのビゴにて偽装商船から補給を受けたU96は絶望的な戦いに赴く。艦長、ヴェルナー少尉、そして乗組員たちの前には過酷な運命が待ち受けていた。
<Wikipediaより>

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(1999/11/26)
ユルゲン・プロホノフ、ヘルベルト・グレーネマイヤー 他

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そういえば映画の中でも敵の駆逐艦に狙われて深海で動けなくなった時に、酸素を補給する為にガスマスクを付けたシーンがあったような。

BootWerner3.jpg
調べてみたら付けていたのはガスマスクではなく、酸素マスクでした。(酸素が薄い状態だから当然ですね)

余談ですが、子供の頃にこの映画をテレビ(洋画劇場)見たのですが、男だけのむさくるしい潜水艦という密閉空間の中で繰り広げられるドラマに非常に感動したことを覚えています。今でも戦争映画の最高傑作は?と聞かれたら、この映画と『大脱走』のどちらか小一時間迷ったあげく“うーんやっぱり両方・・・”と答えてしまうほどです。

M30GASCAN14_20121209053533.jpg
こちらはマイク用コネクターのクローズアップ写真です。直径3cm、間口2.5cmのコネクターが付いています。

それではTom氏からお借りしたコネクターに取り付けるマイクケーブルの画像をここで紹介させていただきます。
実はこの画像はTom氏のサイトでもまだ公開されていないのですが、許可を得て当ブログにて掲載させていただきます。
Tom-san, thank you very much for providing  photos of your valuable collections!

M30GASCAN35.jpg 
こちらがコネクターに接続するマイクケーブルです。片方はガスマスクに取り付けるアダプター、もう片方はオーディオのジャックになっています。

M30GASCAN36.jpg  

マイクケーブルをガスマスクに取り付けた状態です。

M30GASCAN37.jpg
こちらはオーディオジャック側を接続する中継ユニットとヘッドセット(sprechgarnitur)の画像です。

M30GASCAN38.jpg
中継コネクターのクローズアップ。“Gasmaske”の差込口にオーディオジャックを接続します。

Feldfernsprecher_FF33.jpg  
そして中継コネクターの“Telefon”の接続先はこのような野戦電話(Feldfernsprecher “FF-33”)になります。なるほど、これでガスマスクをしたままでも電話ができるということですね。ということは海軍に限らず、陸軍・空軍でも使用された可能性もあります。


M30GASCAN39.jpg

海外コレクターがネットにアップしていた画像を拝借しました。

もしかして海軍を表す“M”がどこかに無いかとマスクの内側を探してみました。
M30GASCAN42.jpg
ライヒスヘーア時代のヴァッフェンアムトと数字は見つかりましたが、“M”の記号はどこにも見つかりませんでした。


M30GASCAN43-1.jpg  
ところでガスマスクの刻印を探している時に気が付いたのですが、このM30ガスマスクにはサイズを表す数字のスタンプが額のところありません。

P1017807.jpg
通常はこのようにサイズを表すスタンプが押されているのですが・・・
M30GASCAN41.jpg
サイズスタンプは内側にありました。“1”のスタンプが見えるでしょうか?Tom氏のサイトにも額にサイズスタンプが無いガスマスクが掲載されています。

なおTom氏によれば、マイクコネクターが付いたM38ガスマスクもあるとか。(写真を送ってもらいましたが、あまりのレアアイテムゆえにオーナーである彼より先に公開はまずいかと・・・)私もいつか幸運に恵まれてゲットすることができればアップしたいと思います。


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個人用携帯ストーブ (Esbit Kocher)

最近めっきり寒くなりましたね。私の住む某中米国某市は寒さとは無縁と思われるかも知れませんが、朝晩はダウンジャケットが必要なくらい冷え込みます。このような季節は焼酎か日本酒を飲みながら鍋でもつつきたいのですが、あいにくここでは鍋料理の食材の入手が非常に困難。いつの日か日本に帰ってちゃんこ鍋を腹いっぱい食べるのを夢見る日々です。

さてそれでは本題に入りましょう。以前「飯盒の中身」として紹介した個人用携帯ストーブ「エスビット(Esbit)」ですが、本日は単品としてスポットを当てたいと思います。

  esbit001.jpg        
エスビットはErich Schummによって1933年に設立 されたドイツの会社の名前ですが、固形燃料(Trocken-Brennstoff)やそれを使う携帯式のストーブの名称となっています。(このブログでもエスビットとは携帯式ストーブのことを指します)
エスビットの用途は上のイラストや下の写真を見れば一目瞭然ですね。上記のイラストのようにエスビットを使って糧食を温めなおしたり、コーヒー用のお湯を沸かしました。




なお糧食系の資料本「Rations of the German Wehrmacht in World War II」 によれば、エスビットは各兵士に一個支給というような装備ではなかったとのこと。野戦糧食の記事の中でも書いた通り、ドイツ軍は前線の兵士に調理済みの食事を可能な限り配給した為、個人が調理器具を所持する必要がなかったことが主な理由です。そうは言ってもやはり寒い地域で戦う兵士にとって冷めた糧食を温め直したり、お湯を沸かすのに必需品。ガソリンストーブ(Juwel 33ARARA 37)と共に支給されたようです。
ただし配給の割合はバラバラで、フィンランド北部に駐留していた山岳部隊には猟兵2人に1つガソリンストーブが支給されたとする一方でグロースド イッチュランドの中隊にはガソリンストーブ20個とエスビットが数個しか支給されず、さらに酷い例ではモスクワに近い場所にいたある歩兵部隊の将校の証言によるとガソリンス トーブの所有はゼロ、エスビットの燃料もほとんどなかったとか。
esbit33.jpg
資料本に掲載されている当時の広告です。なるほど調理以外に熱湯消毒用の湯を沸す場合にも使えますね。


esbit.jpg
エスビットの寸法は横9.7cm、縦7.4cm、厚さ2cm、薄いスチール板でできています。(なお資料本には亜鉛製とありますが、磁石が付きます)
「HIER AUF KLAPPEN!」(ここを開く) 「Mod. 9 Ges.  gesch」(モデルNo.9、Ges. gesch=Gesetzlich Geschützt,登録商標くらいの意) なお、「Esbit」の由来はErich Schumm Brennstoff  In Tablettenformの頭文字からとのこと。

esbit14.jpg
サイドパネルを開き、できた空間に固形燃料を置きます。開いたパネルは風防、調理器具を乗せるゴトクになります。

TABLETTEN AUFLAGE(タブレットをココに置く)
Hersteller (メーカー)
ERICH SCHUM (ERICH SCHUMM社)
Esbit Brennstoff-Fabrik(エスビット燃料工場)
Stuttgart-W(Wüttemberg州 Stuttgart工場製)

   esbit13.jpg
ヒンジ部分にある3つのくぼみを使えば、パネルをさまざまな角度に固定するすることが出来ます。

esbit21.jpg
このようにパネルの角度を狭めることで水筒のカップのような底の面積が小さい容器も置くことが出来ます。

 stove3.png
上記は本体に固形燃料を収納した所、下記は固形燃料(Trocken-Brennstoff)のパッケージです。

esbit29.jpg
esbit36.jpg  
一箱に20個のタブレットが入っており、箱ごとエスビットの中に収納できます。パッケージのデザインには上記以外にいくつかのバリエーションがあります。見えずらいですが下のパッケージ裏には、同社製品No.9、No.18、No.3の商品イラストが描かれています。(軍が使用したのはNo.9)

 esbit17.jpg
こちらは下のパッケージの側面のイラストですが、兵士が野外でエスビットを使うシーンが描かれています。

esbit31.jpg
エスビット本体とその紙箱です。兵士がエスビットで調理している様子が描かれています。兵士のイラストと「Der Kocher für den Soldaten」(兵士の為のストーブ)という文章から軍用モデルと言われていますが・・・うーん軍に納品するのにわざわざ専用の箱を作るでしょうか?(古今東西共通して官公庁への納入価格は徹底的に叩かれてコスト的には厳しいはずなのですが・・・)

 esbit37.jpg
上記は紙箱の4側面のイラストですが、ここに書かれているのはすべて民間人たちです。勝手な想像ですが上記のパッケージは一般人向けにも売られていたもので、兵士のイラストを載せることで戦意高揚を狙ったのでは無いでしょうか。

 esbit38.jpg
箱の裏側には使用方法とイラストが掲載されています。
Esbit ストーブモデル9のサイドパネルを開いてことで暖めることができる。固形燃料のタブレットを1つ又は2つ置いてマッチで火をつける。(図2) コーヒーカップのような小さい容器を使用する際はサイドパネルを曲げる(図1)というような意味かと。

 esbit7.jpg
こちらは本体付属のマニュアルです。このマニュアルは超入手困難の為、ネットで拾った画像を拝借しました。



esbit32.jpg
ドイツ軍で使用されたストーブ一式です。JUWEL 33、ARARA 37との比較するとそのコンパクトさがよく判ります。またもや資料本の受け売りですが、一般の兵士は火力の強いガソリンストーブを好み、装備を極力少なくする必要のある降下猟兵や山岳猟兵はエスビットを迷わず選択したというのも納得です。(あーますます鍋が食べたくなった・・・)


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エーデルマン

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脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
注)当時のドイツ軍の装備・生活用品に興味がありますが、特定の団体・思想を支持するものではありません。

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