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双眼鏡 (Doppelfernrohr) Part5

今年もあと一か月弱ですね、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最近、戦闘工兵の装備が気になって仕方がないエーデルマンです。戦闘工兵は山岳猟兵にも勝るとも劣らない専用装備の多さですが、頑張って収集してみようかなぁ。まぁ、じっくり焦らず良いのがあったら無理せずアップしていきたいと思いますので乞うご期待! (って、誰も期待していないか・・・)

さて、今回紹介するのは以前アップした6倍率のベークライト製の官給双眼鏡(cxn)専用の収納ケースです。

Binocase_10.jpg   
本体は圧縮した紙で作った人造皮革(Presstoff)製で、ベークライト製の双眼鏡と同様、戦争末期の物不足が背景です。といってもさすがドイツ製、決して粗雑では無く丁寧な造りです。

DSC09428.jpg

ケースの裏側。ベークライト製の双眼鏡ケース同様、革製のベルトループが本体と蓋の蝶番を兼ねています。ほとんどの双眼鏡ケースのショルダーストラップは欠品していることが多いですが、こちらは偶然にも残っています。

Binocase_6.jpg  
内部は双眼鏡の接眼部が底部に収まるよう仕切られています。

Binocase_8.jpg
当然ですが、双眼鏡がすっぽりと収まります。

Binocase_3.jpg
Emil Busch A.-G. 社のコード『cxn』と『WaA326』、『4』は44年の意味でしょうか。

Binocase_4.jpg
ラッチの金具部分には『frn 44』(Rudolf Lang Federn-Draht und Metallwarenfabrik 44年製)の刻印があります。

このケースですが、他の人造皮革と同じくサンドイエロー色のバリエーションが存在しています。
image027.jpg
(こちらはネットで拾った画像)

ベークライト製双眼鏡と。ちなみに本体よりもケースの方が入手が難しいというパターンが多いですが、このケースの場合もそうで、双眼鏡はあれどケースが無くやっと入手することが出来ました。まぁ、どうでも良いマニアックな悩みですが。

冒頭で話した工兵の装備もそのようなので、今からワクワク戦々恐々としています。
Binocase_7.jpg


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分隊用ストーブ (ARARA 37 Feldkocher fur ein Gruppe)

突然ですが、ビットコインがすごい値段ですね!今よりずっと安い時に友人から購入を進められたのですが、当時はバーチャルなマネーを買う勇気も無くぼけーと見ている間にどんどん値段が上がっていきました。あの時に買っていれば、利益だけで何個も騎士十字章が買えましたのに。。。軍装品のように『買わない後悔よりも、買ってする後悔』を選ぶべきでした。

さて本日のネタはドイツ軍が戦時中に使用したとされるストーブ『ARARA 37』です。 

ARARA37_9.jpg 

既にこちらでも紹介していますが、ドイツ軍は当時市販されていた『JUWEL 33』と『ARARA 37』を分隊ストーブとして兵士に支給しました。
2_20120219005847.jpg 

以前紹介したARARA 37は、ストラップ以外はJUWEL 33とほとんど同じ外観です。塗装がブルーグレーなので空軍で使用されていたのかもしれません。

 
ARARA37_3.jpg

今回のものはフィールドグレー塗装で、大きな違いは風防の上下部分にねじが切ってあるところです。ただし下蓋には風防に合せてねじ切りがされていますが、上蓋はブルーグレー塗装の個体と同じく縁に4か所ストッパーがあるだけです。


ARARA37_7.jpg

上蓋には『ARARA 37』の文字がありますが、下蓋はフラットになっています。戦時中に使用された軍装品にはよくあることですが。別の個体の蓋と入れ替わったのかも知れません。


DSC09400.jpg

ストーブ本体はロゴ以外、JUWEL 33と同じです。こちらのようにヴァッヘンアムトは見つかりませんでしたが、タンク部がダークイエロー(ドゥンケルゲルプ)で上塗りされていることから、ドイツ軍に使用されていた可能性は高いと思っています。


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エーデルマン

Author:エーデルマン
脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
注)当時のドイツ軍の装備・生活用品に興味がありますが、特定の団体・思想を支持するものではありません。

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