下着(Unterwäsche)

本日の話題はドイツ兵の軍服の中身です。中身と言えば、やはり兵士の鍛え抜かれた体・・・

germansoldier4.jpg   
この写真はお花畑で寛ぐドイツ兵を撮ったものですが、この2人、妙にいい雰囲気じゃないですか? (手をつないでる?)
ナチス時代、軍隊内での男色なんてのは当然ご法度。見つかってゲシュタポに密告されたりしたら...良くて東部戦線または懲罰大隊、最悪は強制収容所行き!なんてことにもなりかねません。

そうは言ってもやはり男だけの世界、禁断の恋もあったんではないでしょうか。
     steiner0.jpg  
でも、こんな上官に見つかったら大変です。((((;゚Д゚)))ガクブル ...

今回の話題は男色、では無く軍服の中身、そう下着(Unterwäsche)です!(えっわざとらしいですか?) 
当時、ドイツ兵が戦場で身に着けていた下着とはどんなものだったんでしょう?

それは・・・これです!

   felina corsets - 1930s
ウッフ~ン(って古!) は、すみません!全然面白くないですね。
いつもは真面目なエーデルマンですが、今日はちょっとおふざけが過ぎました。

そろそろ真面目に行きましょう。
下記は、軍服をビシっと決めたドイツ兵が、その下に使用したと思われる下着上下です。

undershirts1a.jpg
アンダーシャツ(Unterhemd)です。コットンとレーヨン混在で、紙製のボタンで前を留めるようになっています。
underpants2.jpg

そしてこちらがアンダーズボン(Unterhose)です。
いわゆる“股引”、関西風に言えば“パッチ”ですね。
こちらもコットン・レーヨン混です。ボタンで留める以外は背中部分に調節用のヒモあるものの、ゴム等は入っていません。ずり落ちて来たりしなかったのでしょうか?

underpants3.jpg
(上・前側 右・後ろ側)


上記はどちらも官給品のようで、RB Nr(43年以降のメーカーコード)のスタンプが押されています。
undershirts4.jpg  underpants6.jpg

ちなみに今では当たり前の上下セパレートの下着ですが、当時はとても画期的だったようです。
というのも、1920年代まではツナギの下着いわゆるユニオンスーツが一般的でした。

underware1920S.jpg
西部劇に出てくる下着ですね。保温性には優れていますが、上下別々に着替えることができません。
しかし1930年代に入るとブリーフやボクサーショーツなどが開発され、片方だけ替えたいという男の需要を満たすことができるようになりました。

   underware1940.jpg

うーん下着姿の男が2人写っているとどうしても怪しい関係に思えてしまう・・・(一番上の仲睦まじい写真の2人もそうですね)当時の写真には今回紹介した長ズボン以外に、ブリーフやボクサーショーツタイプの下着を履いている兵士も写っています。よって厚手の長ズボンは、東部戦線などの寒冷地に優先的に支給されたのかも知れません。

以上、ドイツ兵のでも男の下着には全く興味が無いのでこの辺りで打ち切りにさせていただきたいと思います。
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この記事へのコメント

初めまして。 - ハント - 2012年07月04日 17:01:43

野戦服を検索していてこちらにたどり着きました。
自分はもっぱらレプリカ野戦服に身を包み野戦イベントで遊んでいる者ですが、エーデルマンさんの素晴らしい実物コレクション群に大変感銘を受けました。
以後、ドイツ軍好きの仲間として、是非よろしくお願い致します。

Re: 初めまして。 - エーデルマン - 2012年07月04日 22:00:22

ハントさん、こちらこそ初めまして!
実はハントさんのサイトには、ちょくちょく訪問させていただいておりました。
(なかなか自分から声をかけれず・・・)
コレクションやリエナクトイベントの様子、楽しく拝見させていただいております。
現在日本にいないので参加できませんが、もし機会があればぜひ見学させて下さい。(PK隊員で参加します)
これからも同好の士どうし宜しくお願いします。

- 鍛冶屋 - 2012年07月08日 01:59:06

ちわ~っす。

こんなものまでコレクションなせっているとは・・・・
しかし、これの”使用済み”って言うのはさすがに抵抗あるなぁ。

ちなみに、自分達も駱駝のパッチと爺シャツが防寒用下着として
支給されましたが、退職時には返納させられました。

Re: タイトルなし - エーデルマン - 2012年07月08日 16:39:16

コメントどうもっす。
いやはや、ドイツ軍兵士のロッカーの中身の再現を目指す自分としては避けては通れず・・・
染み(小便が跳ねた跡?)などがあったり、よっぽど洗おうかと思いましたが、
これもこれが歩んできた歴史の一部!と考えそのままにしてます。

> ちなみに、自分達も駱駝のパッチと爺シャツが防寒用下着として
> 支給されましたが、退職時には返納させられました。

今ではサーモなんとか、なんでしょうが、当時はやはり駱駝のパッチですね。
そのパッチと爺シャツ、返納後は民間に払い下げられたりしたんでしょうか?

- 鍛冶屋 - 2012年07月08日 23:47:20

>染み・・・
やっぱヤダ^^;)

>今ではサーモなんとか・・・
最近の装備品は凄いですからね・・・
これも少子化の影響? 一人当たりの金の掛け方が違いすぎます!。

>そのパッチと爺シャツ、返納後は民間に払い下げられたりしたんでしょうか?
装備品は基本全部返納で、員数が足りない物などはその分の代金を徴収されました。
下着類(パンツやシャツも2組ほど支給された)は返納義務はなかったのですが、
(なにせまだ19歳ですから^^)全部未使用でしたので補給に召し取られました。
たぶん中隊の員数外物資(補給の隠し財産)として回されたのでしょう。

Re: タイトルなし - エーデルマン - 2012年07月12日 05:38:07

>鍛冶屋さん
お返事が遅くなって申し訳ございませんでした。
> >染み・・・
> やっぱヤダ^^;)

血の染みよりはいいですが、あまり気持ちのいいものではないですね。

> >今ではサーモなんとか・・・
> 最近の装備品は凄いですからね・・・
> これも少子化の影響? 一人当たりの金の掛け方が違いすぎます!。

以前と比べてそういった特殊素材の値段も下がってきているのも理由の一つかも?
考えたら、パッチに駱駝の毛で使われているってのも結構すごいですね。

> >そのパッチと爺シャツ、返納後は民間に払い下げられたりしたんでしょうか?
> 装備品は基本全部返納で、員数が足りない物などはその分の代金を徴収されました。
> 下着類(パンツやシャツも2組ほど支給された)は返納義務はなかったのですが、
> (なにせまだ19歳ですから^^)全部未使用でしたので補給に召し取られました。
> たぶん中隊の員数外物資(補給の隠し財産)として回されたのでしょう。

なるほど、シャツやパンツなども支給項目にはいっていたんですね(ドイツ軍と同じだ~)

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Author:エーデルマン
脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
注)当時のドイツ軍の装備・生活用品に興味がありますが、特定の団体・思想を支持するものではありません。

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