背嚢の中身 (Inhalt der Tornister) Part2

本日は先週の“背嚢の中身”の続きでパッキング方法について書きます。
なお私事ですが、右手の小指の爪と皮膚の間に小さいトゲが入ってしまいました。。。どうやらそこが膿んでしまったようでエンターキーを押すたびに激痛が走るのですが頑張って書きます。
 
なおこのパッキングの順番ですが、1943年発行のREIBERTの英訳版を参照しました。

Reibertcover.jpg Reibert0.jpg
REIBERTを読みこなしたいが、ドイツ語はともかくフラクトゥールがさっぱり・・・という方にお勧めなのが英訳版です。
こちらで購入できます。

では説明に添って再現していきたいと思います。


COA12.jpg

軍用靴下を背嚢の底にフラットになるように敷きます。(これで背中への衝撃を和らげることができる)

COA10.jpg
アンクルブーツを入れます。右足のブーツを左側に、左足のブーツを右側に入れます。(逆に入れてしまいました・・・)
なおアンクルブーツの中には靴用ブラシとクリーニングキットを入れておきます。
次にM31飯盒を中央に来るようセットします。なおM34背嚢の場合は所定の位置にある飯盒カバーに入れます。

Contents of affe20

M31飯盒の下にM34クリーニングキットと肉の缶詰を入れ、空いているスペースにテント用ロープやビスケットを入れます。

COA13.jpg  
ストラップでメインルームを閉じます。

  COA14.jpg
フラップ(雨蓋)の裏側にある収納ケースにはシャツ、軍用タオル、裁縫キット、髭剃りセットを平らになるよう入れます。
なお翻訳では髭剃りセットは弾薬箱?に入れることとなっていますがそんなものありませんね。

COA16.jpg  
メインルームとフラップの間には、折りたたんだツェルトバーンを挟みます。可能であれば毛布も重ねて置く・・・とありますが、メインルームとフラップ裏の収納ケースに満載している場合はかなりきついですね。



   Contents of affe27
フラップを閉じて、ストラップで開かないよう固定します。

       Contents of affe28
真横から見た状態です。やはり、これだけの物を入れるとかなり膨らんでしまいますね。

Contents of affe29
さて、いよいよ大詰めです。(小指もかなり痛んできました・・・)
オーバーコート軍用毛布を巻いてコート用ストラップを使用して3点で固定します。
Contents of affe32
コート用のストラップのベルトで背嚢に固定してパッキング終了です。
下記の写真のようにオーバーコートと毛布が上下逆のパターンもあるようです。

やっとこれで背嚢の中身の再現を完了することができました。
ただ再現モノに実物を使うのは気を使いますね。中身を無理やり仕舞う為に靴を潰さなければならなかったり、背嚢のストラップが切れそうになったりと精神的にかなり疲れました。

2012072202311965f_20120722042444.jpg  
(追記)
上記の写真は休暇で故郷へ向かう兵士だそうですが、ヘルメット・小銃を持ってるのでその説明は少々眉唾ものです。いずれにせよ、兵士の個人装備をすべて持っていることは間違いありません。
よく見ると“寅さん”が持っているような鞄を持っていますね。背嚢に入りきらなかった荷物を入れているのでしょうか?
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