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ガスマスク付属品 (Zubehör zum Gasmaske)

皆様こんにちは。新春第二弾としてガスマスクの付属品(Zubehör zum Gasmaske)を紹介したいと思います。
なお、これから外出するのでとりえあえず集合写真だけアップします。
個別の写真と説明は12時間後くらいにアップしますので、再度更新してみてください。→アップしました!
GMAccy1.jpg
冒頭で「紹介」と書きましたが、アイテムは弊ブログのリンクサイトや資料本で既に一般的に紹介されており、目新しい物は何一つありません。本体を入手したら付属品も、という少々子供じみた感覚で集めてしまいました。(これもコレクターの性でしょうか?)完全に自己満足の世界ですが、お付き合いのほど宜しくお願いします。

◆ マニュアル(Handbuch


gaskann16.jpg  gaskann17.jpg

付属品という訳ではないですが、上記は収納缶に入る大きさです。

◆ 固定ばね(Sprungfeder)
GMAccy13.jpg
GMAccy27-1.jpg
移動中や戦闘中に収納缶の中身がガチャガチャと音がしないように中身を押さえておくばねです。ばねは収納缶の底部に入れる清掃布を押さえる為にも使われます。

◆ クリーニングクロス(Reinigungstuch)

GMAccy12.jpg

レンズを拭く為の布です。サイズは横25cmxたて19cmです。


GMAccy28.jpg
クリーニングクロスは収納缶の底に入れ、ガスマスクの出し入れの際に飛び出だして紛失しないようばねで押さえます。

◆ 予備のクリアレンズ(Klarscheiben )
GMAccy2.jpg
こちらはガスマスクに付属する予備のレンズです。一つの収納缶に2ペア4枚入っています。
   GMAccy32.jpg
Klarscheiben クリアレンズ
vor Feuchtigkeit shutzen, 湿気を防ぐこと
nichit wischen, 拭かないこと
nur am Rande anfassen. 縁を持つこと

GMAccy35.jpg
  GMAccy3-1.jpg

セルロイド製?のクリアレンズが4枚、折れ曲がらないよう厚紙と一緒に入っています。

  GMAccy19-2.jpg
クリアレンズは上蓋のコンパートメントに収納できます。
 
◆ ガスマスク用眼鏡(Maskenbrille)

 GMAccy9-1.jpg
GMAccy10.jpg
ガスマスクの下にする為の眼鏡です。以前、軍務用眼鏡といっしょにアップしました。詳細はこちらをご覧ください。

◆ 皮膚洗浄剤(Hautentgiftungsmittel)

こちらの洗浄剤は1935年3月14日付けの陸軍通達(H.M. 141)により導入されました。 ベークライト製のコンテナーには洗浄剤のタブレットが10個入っており、マスタードガスが付着した肌を洗浄することができます。


     decontamination1-1.jpg

Hautentgiftungsmittel 皮膚洗浄剤
Nur äußerlich anzuwenden ! 皮膚への使用のみ !
Nicht in Augen und Mund und auf dieGeschlechtsteile bringen !  目や口、性器には使用しないこと!
Genitals ! Nach Ge-brauch Losantinbehälter mit dem Kle-
bestreifen wieder dicht verschließen. 使用後はボックスをテープでしっかりと封をする



     decontamination5-1.jpg

Anwendung: Täfelchen in der hohlen Hand zerdrücken und mit etwa gleicher Menge Wasser oder
Speichel einen Brei bereiten. 使用法: タブレットを手の平上で潰し、同量の水もしくは唾液でペースト状にする
Den Brei auf der vergifteten Stelle mehrfach leicht verreiben. 洗浄剤を汚染箇所に数回擦り込む
Nach etwa 10 Minuten Brei abspülen oder feucht abwischen.約10分後洗浄剤を水か布で拭う


1tablette0.jpg
蓋を取り、タブレットを取り出します。

1tablette2.jpg
手の平上でタブレットを潰します。そして粉状になった洗浄剤を同量の水に混ぜ肌に直接塗り込みます。


   decontamination2-1.jpg
ベークライト製のコンテナーの製造年が刻印されています。またテープの色でも製造年を一目で判別することができます。
画像処理でテープに色を付けてみました。
GMAccy33-2.jpg  
                  
~40年製
41年製 
黄緑42年製
43年製


◆ 皮膚洗浄剤(Hautentgiftungssalbe)

上記の洗浄剤は使用の際に水と混ぜる必要があり、アフリカなど水の入手が困難な地方では不便でした。そこで1941年に開発されたのが新型の洗浄剤、Hautentgiftungssalbe(41)です。

  GMAccy29.jpg
洗浄剤は軟膏タイプになり、このようなオレジンジ色のプラスチック容器に入れられました。

下記は専用のケースです。厚紙製で洗浄剤の容器、軟膏を塗る際に使用するコットンの収納ができます。

GMAccy11.jpg
Haut-entgiftungssalbe 皮膚洗浄剤
Gebrauchsanweisung auf den Innenbehälter beachten 中の容器にある使用法をよく読むこと
野戦服の中身でも書きましたが、皮膚洗浄剤は胸のポケットに入れて持ち運ぶこととされました。

◆ 銃器洗浄剤(waffenentgiftungsmittel)

GMAccy6.jpg

こちらもガス汚染された場合の洗浄剤ですが、皮膚ではなく銃器専用です。

GMAccy7.jpg
マスタードガスは硫黄を含みます。硫黄は銃器やその動作に影響を及ぼすため、洗浄が必要と思われます。

1Waffengiftungsmittel1.jpg
上記写真のように蓋を外し、洗浄剤を塗布します。

◆ ガスマスクキーパー(Maskenspanner)
GMAccy15.jpg
ガスマスクの型崩れを防ぐキーパーです。アルミ製で軽量化を図っています。

GMAccy34-1.jpg  
マニュアルにもガスマスクキーパーを使用する保存の仕方が掲載されています。

GMAccy36.jpg  

M30ガスマスクにキーパーを取り付けたところです。スプリングがきいていて、面体が広がります

GMAccy26.jpgGMAccy25.jpg 
ガスマスクキーパーには刻印があります。HはHeer=陸軍、数字は製造年と思われます。
なお38年製のガスマスクキーパーにはアムトが全部で3箇所に刻印されていました。

◆ ガス防護シート(Gasplane)

ガス防護シートに関しては既にアップ済みですが、関連アイテムということで軽くまとめておきたいと思います。

GMAccy21.jpg
ガス防護シートは専用のポーチ(Gasplanentasche)に入った状態でガスマスクと共に支給されました。

 GMAccy22.jpg
ガス防護シートは2mx1.2mの表面をビニールのように特殊加工した紙でできており、このように折りたたんだ状態でポーチに収納されています。

GMAccy23.jpg
通常は折る場所が判るようシートの対角には紙のラベルが貼られていますが、こちらのガス防護シートは残念ながら片方しか残っていません。

GMAccy38.jpg GMAccy37.jpg
こちらは当時のマニュアルの掲載されている写真ですが、ポーチから取り出したシートを被る様子が判ります。


  GMAccy39.jpg
ポーチには一番上で紹介したゴム引き布製とコットン製の2種類があります。
ゴム引き布製は初期、コットン製は42年頃から使用され始めました。上記のポーチはコットン製で44の刻印があります。

GMAccy24.jpg
こちらは熱帯および極寒地帯用のガス防護シートとポーチです。(Tp/ArK)
一般的な緑色のシートと違い、柔軟性のある素材でできています。
今回は内容がかなり長くなってしまったので、このシートに関しては、別の機会に詳しく紹介したいと思います。

以上、ガスマスクの関連アイテムを一気に紹介しましたが、これで全てということではありません。
人様以外にも犬用、馬用のガスマスクもあり、それぞれに関連アイテムがあります。
すべて集めようとすると、永遠に終わりそうもないのでここで一旦終了にしたいと思います。
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脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
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