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コットン製下士官・兵用ウエストベルト

先週は土曜日まで出張しており、日曜日は溜まった仕事を処理すべく午前中はオフィスに篭って仕事していたので更新が遅れました。本日は下士官・兵用のコットン(ウェブ)製ウエストベルトを中心に1943年中盤以降の軍装をマネキンで表現したいと思います。    


webbelt20.jpg


さて、コットン製ウエストベルトは、コットン製Yサスペンダー同様、当初は熱帯地方に派遣される部隊に支給され、中期以降は全戦域でも使用されます。

webbelt16.jpg

なお熱帯と言えば、北アフリカ戦線、DAK(ドイツアフリカ軍団)が真っ先に思い浮かびますが、地中海沿岸、イタリア南部やギリシアも熱帯地方に含まれます。

map3_20130603062621.jpg  
すっごい適当ですが、黄色い部分がドイツ軍的に熱帯地域かと。(はっきりと区別するような文献等はありませんので、あくまで個人的意見ということで。。。)


webbelt21.jpg
革製ウエストベルトと同じく巾4.5cm、長さは90cm~120cmの範囲で作られていました。このベルトには9?というスタンプが押されておりますが、実寸は91cmなので91?

webbelt23.jpg 長さ調節用のベルトもコットン製です。一番端の穴ならウエスト91mでOKということです。この部分が革でできているコットン製のウエストベルトもあります。

webbelt17-1.jpg  

ベルトバックルへの装着方法は革製ウエストベルトと同じです。

 webbelt15_20130603064140.jpg

反対側にはフック金具が取り付けられています。

webbelt01.jpg  
上記は1943年頃の戦闘工兵部隊の軍装(のつもり)です。M42野戦服に取り付けたコットン製ウエストベルトにはKar.98K用の弾盒とP38用ホルスターが装着されています。腰にはM43柄付手榴弾を挿しています。

webbelt7.jpg
中期以降の特徴として水筒や飯盒は鉄製、ストラップ類はコットン製です。
うーん、しかしこうして実際に着装してみるとYサスペンダーはともかくコットン製のウエストベルトはなんとなく違和感がありますね。ウール製野戦服にコットン製のウエストベルトを着用しているのは当時の写真でも確認できるのですが、なんとなくしっくり来ないのはコットン=アフリカという刷り込みのせいでしょうか?

(追記)
上記説明で、さも中期以降の兵士の全ての水筒や飯盒が鉄製、ストラップやベルトがコットン製になった・・・ような受け取られ方をしてしまったかも知れません。そんなことは無く、もちろん常にモノが不足している状態で古い装備はとことん使い続けられ、素材は在庫がある限り旧来通りに作り続けられました。
よって“中期以降見られるようになった装備品の一例”とお考えください。
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