FC2ブログ

ピッケル(Eispickel)

皆さんこんにちは、エーデルマンです。
秋も深まってきて食べ物の美味しい季節になりました。週末は手軽で栄養満点な鍋料理を楽しんでいますが、そろそろ和風鍋のネタに尽きてきたので、アイントプフに挑戦しようかと思っています。

さて、今回はドイツ軍山岳猟兵が使った(かも知れない)FULPMES製のピッケル(Eispickel)をアップしたいと思います。 
fulpmes1-2.jpg 

以前紹介したSTUBAI製ピッケルよりも一回り大きいサイズで、ヘッド長は31cm、全長は85.5cmです。 

ヘッドは人気の"アッシェンブレンナー"型です。
fulpmes2.jpg  
アッシェンブレンナーは戦前・戦後に活躍した“ヒマラヤ・ペーター”こと、オーストリアの登山家ペーター・アッシェンブレンナー(1902-1998)の名前です。(アッシェンブレンナーは、大戦中は山岳猟兵、陸軍山岳ガイド:Heeresbergführerでもあった) 

fulpmes3-1.jpg 

ヘッドの刻印。
fulpmes4.jpg 
FULPMESのロゴ。丸の中にWELK FULPMESの刻印があります。
fulpmes5.jpg 
反対側。アッシェンブレンナーの名を冠したピッケルはまたたく間にヒットし、大量にコピー品が出回ったために本物の証である「ORIGINAL」「GES.GESCH.」(登録商標)の刻印が上下に打たれています。

fulpmes6.jpg 
ピッケルバンドは鉄製リング留めで、バンドの色はフィールドグレイです。フィールドグレイは軍用と言われていますが、官民の区別は無かったと思われます。 

fulpmes7-1.jpg 
STUBAI(左)とFULPMES(右)との比較。FULPMESの方が約5cm長いです。 
FULPMESとSTUBAIの関係ですが、オーストリアのStubai谷の小さい鍛冶職人の共同組合であるFulpmes Werk(Werk=工房)が、国防軍と契約する為に会社化、それが最終的にStubai社となったという説があります。
fulpmes10.jpg
FULPMESとSTUBAIの刻印 
いずれにせよFULPMESの刻印があるものは戦前に作られた可能性が高く、念願かなって入手することができました。

関連記事
スポンサーサイト


FC2 Blog Rankingに参加しています。

←ポチっと応援お願いします!

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

Profile

エーデルマン

Author:エーデルマン
脳内の99%をドイツ軍が占めている、そんなアラフィフ親父です。
注)当時のドイツ軍の装備・生活用品に興味がありますが、特定の団体・思想を支持するものではありません。

↓管理人へのMailはこちらからどうぞ↓

Category
検索フォーム
FC2 Counter
Comments
Archive
Links
エーデルマンの参考文献
Ss-brigadefuhrer Und Generalmajor Der Waffen-ss Theodor "Teddy" Wisch
Ss-brigadefuhrer Und Generalmajor Der Waffen-ss Theodor "Teddy" Wisch
個人秘蔵の未公開写真が満載でLSSAHファンは必読の書。著者は友人

WWII ドイツ軍兵器集 〈火器/軍装編〉 (1980年) ワイルドムック
WWII ドイツ軍兵器集 〈火器/軍装編〉 (1980年) ワイルドムック
長年教科書だった本。小宮氏の「ドイツ軍の全貌」の解説がすごい

最強の狙撃手
最強の狙撃手
ドイツ軍No.2スナイパーの回顧録。狙撃シーンもすごいが、当時の兵士の生活も垣間見れる一冊

第2次大戦ドイツ軍装ガイド
第2次大戦ドイツ軍装ガイド
鮮明な写真による軍装品説明はブログ写真撮影の参考にしています

ドイツ軍装備大図鑑: 制服・兵器から日用品まで
ドイツ軍装備大図鑑: 制服・兵器から日用品まで
軍装品のカタログとも言えるボリュームは圧巻。実は密かに打倒を狙っていたり・・・

第2次大戦ドイツの自動火器
第2次大戦ドイツの自動火器
実物のFG42実射レポートを読めるのはこの本だけ

“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
“グロースドイッチュランド”師団写真史―東部戦線におけるGD機甲擲弾兵師団1942‐1944
ドイツ国防軍好きなら買って損はなし

図説ドイツ軍用銃パーフェクトバイブル (歴史群像シリーズ Modern Warfare MW)
図説ドイツ軍用銃パーフェクトバイブル (歴史群像シリーズ Modern Warfare MW)
ドイツの軍用銃の専門書でビジュアル的に見ていて楽しい

ドイツの小銃拳銃機関銃―歩兵兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
ドイツの小銃拳銃機関銃―歩兵兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
ドイツ軍用銃のバイブル的な書。ドイツ軍スナイパートップ3への一問一答が興味深い

Feldbluse: The German Soldier's Field Tunic, 1933-45
Feldbluse: The German Soldier's Field Tunic, 1933-45
M33からM44までドイツ陸軍の野戦服を網羅。特にM36以前の野戦服は必見

Rations of the German Wehrmacht in World War II
Rations of the German Wehrmacht in World War II
とにかく当時のドイツ兵が食べていた糧食にこだわった一冊

武器と爆薬―悪夢のメカニズム図解
武器と爆薬―悪夢のメカニズム図解
迫撃砲はどうやって砲弾を飛ばすのか?小銃擲弾は?ほかにも大砲や爆弾のしくみを源文マンガでわかりやすく解説

グラフィックアクション GRAPHIC ACTION 1993年 No.17
グラフィックアクション GRAPHIC ACTION 1993年 No.17
このシリーズは市場で見つけたら買うべし

ドイツ武装親衛隊軍装ガイド (ミリタリー・ユニフォーム)
ドイツ武装親衛隊軍装ガイド (ミリタリー・ユニフォーム)
WSS専門だけど全部実物!

鼠たちの戦争〈上〉 (新潮文庫)
鼠たちの戦争〈上〉 (新潮文庫)
映画「スターリングラード」の原作本的な内容だが100倍面白い

鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)
鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)


スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)
スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)
塹壕から故郷へ送った兵士の手紙が興味深い「クリスマスはドイツ風に」の章は涙なくしては読めません

ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)
ケルベロス 鋼鉄の猟犬 (幻冬舎文庫)
ヒトラーが暗殺された後の撤退戦を描いた架空小説。小道具にこだわるところがマニアっぽい

泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート (大日本絵画)

ナルヴァ戦線で活躍したオットー・カリウスの自伝を宮崎駿監督が漫画化。「ティーガー薬局」を営むカリウスを訪問しインタビューという企画が素晴らしい

Flag Counter
eBay