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ワイヤーカッター(Drahtschere)

こんにちはエーデルマンです。かなり遅くなってしまいましたが、2019年が明けて初めてのアップとなりますので、あけましておめでとうございます, 今年もどうぞ宜しくお願いします!!

年初にあたり、目標を3つ立てたので公表したいと思います。

一つ目は「家族でドイツ旅行すること」
これは、数年前から計画しているのですが、今年こそ実行したいと思っています。行先はもちろんベルリンです。
二つ目は「工兵用装備をコンプさせること」
こればっかりは運もあるので、欲しいアイテムをできるとは限りませんが、まずは目指すことが大事なので。
最後は「東部戦線的泥沼日記を英語化すること」
本ブログには日本以外からもアクセスがあるのですが、やはり文章が日本語だと滞在時間が短いんですね。まぁ、訳すほどのたいした内容では無いし、Google翻訳でもいいっちゃいいんですが。。。
 
さて、さっそく二つ目の目標達成に向けて本日はワイヤーカッター(Drahtschere)と収納ポーチ(Tasche für Drahtschere)をアップしたいと思います。 


Drahtschere0.jpg
以前アップした大型ワイヤーカッター(Große Drahtschere)と比べて小さいですが、一般的には大型カッターに分類されます。

Drahtschere12.jpg
大型ワイヤーカッターとの比較。全長は半分程度です。

Drahtschere17.jpg
ワイヤーカッターで鉄条網を切断する工兵。大型ワイヤーカッターは車載用、携行用はこちらがメインであったと思います。

Drahtschere2-3.jpg  
全長38.5cm。現在のワイヤーカッターではあまり見ない形で、カッターの刃が横向きなっています。
こうして見ると、なんとなく鳥のくちばしに見えますね。

Drahtschere15.jpg

個体差がありますがハンドルが最大80°開きます。上のカッター刃が3.7cm、下の刃が2.8cmです。

Drahtschere19.jpg 
ハンドル部分のクローズアップ。ハンドルの本体は樹脂で固めた紙製で、端部のキャップはベークライト製です。

9a63d0adeeb0a8c5b61e18f5e1219613.jpg
刃が下斜めについている為、ワイヤーをホールドしやすい構造になっています。

Drahtschere5.jpg
メーカー刻印。ヴァッヘンアムトやメーカーコード、年号の刻印がある個体もあります。
Drahtschere6-2.jpg 
ワイヤーカッターには専用の収納ポーチ(Tasche für Drahtschere) が用意されています。素材は本革製か圧縮紙を使用した人工皮革で頑丈に作られています。
Drahtschere10.jpg

こちらはハンドルがすっぽりと収まるタイプですが、ヘッド部分のみ収納するポーチも存在しています。

Drahtschere8.jpg 
上蓋の裏側にヴァッヘンアムトの刻印があります。

tumblr_n5hgu3iFyW1r0ntwbo1_500.jpg
ワイヤーカッターは収納ポーチをウエストベルトに吊り下げて携行します。MP40を支給されていることから兵士は下士官ということが分かりますが、ワイヤーカッターは分隊長(Gruppenführer)の標準装備でもありました。それにしても手前の兵士の戦闘パックが気になります。

ワイヤーカッターは工兵部隊専用装備では無く、陣地攻略作戦において広く様々な兵科で使用されました。

Drahtschere14-1.jpg
こちらは演習後の分隊を撮影した写真で、前列右端の上等兵(機関銃助手)の肩章のパイピングが明らかに白色なので歩兵科のようですが、その他の兵士のパイピングが黒色にも見えるのではっきりしたことは不明です。収納ポーチが無い場合の携帯方法が分かりますね。
機銃手(前列左端)の右隣の兵卒(Schütze)が一番階級が下なのに本来分隊長に支給されるMP40や双眼鏡を持っていたり、後列左から二番目の兵士が帝政時代のヘルメットを被っているのが面白いですね。

下っ端の兵卒だと思った兵士ですが、ちゃんと見ると襟と肩章にトレッセがあるようです。
Bundesarchiv_Bild_101I-133-0703-02,_Polen,_Trupp_deutscher_Infanterie_im_Winter
別の角度から撮った写真を入手。確かにトレッセが確認できました!すみません、彼がこの分隊の指揮官でした。(STEINERさん、ハンドルの材質と併せて、ご指摘ありがとうございました!)

Drahtschere18.jpg
通常、降下猟兵が降下時に携行できるは拳銃1挺と手榴弾、空挺ナイフ(Fallmesser)程度で、ワイヤーカッターはライフルなどの武器と一緒にコンテナに収納され投下されたようなので、こちらは降下後の訓練風景かも知れません。
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この記事へのコメント

- Aussie1 - 2019年01月29日 01:43:03

ワイヤーカッターについてのコメントでなくてすみませんが、興味深い写真なのでお許しください。後列左から二人目の兵士のヘルメットは角付きの古いタイプに見えますが、そんなのも使われていたのですか?それと兵士たちはMP40やMG34のストックをを平気そうに泥水に浸けてますね。

Re: タイトルなし - エーデルマン - 2019年02月10日 08:13:40

>Aussie1さん 
コメントへの返事が遅くなってすみません。撮影時期が1941年ですので、それほど戦況も悪化していないですし、前線と離れているとは言え一線級の兵士に見えますので、20年以上前に制定されたヘルメットを使っているのにはかなり違和感を覚えました。
銃器の扱いについては、コレクター的な視点から見るとうーん、扱いひどくない?ですが、軍隊的には発射機能に支障なければオッケー、なのかも知れません。

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