サドルバッグ (Satteltasche)

実物を初めて見たり手にした際、プラモデルを作っていた頃に思っていた色や材質とは違っていることに気づくことが多々あります。
例えばヘルメットはずっと緑色に近い色だと思い込んでいたし、MP40のハンドガードは黒色鉄製、ツェルトバーンにいたってはグレー単色だと思っていました。(初期のものは確かにその通りですが)

現在であれば、ネットや様々なイベントで実物を見ることができますが、当時(30年以上前)はタミヤのパッケージと説明、映画が唯一の手がかりでした。

また勝手な思い込みというのもあるかも知れません。
前述のMP40のハンドガードがプラスチック(ベークライト)で出来ていると知った時は、天動説から地動説に変わったほどの衝撃でしたし、革だとばかり思っていた装備の一部が実は圧縮した紙(Presstoff)でした~は付き合っている彼女が実は私、男だったのエヘ!位に驚きました。

オートバイで運搬用に使われるサドルバッグもその一つです。

P1018457-1.jpg P1018460-1.jpg
色がタミヤのパッケージ(下記)と全く違うフィールドグレイ、材質も圧縮した紙製です。

268.jpg
パッケージイラストのバッグは革製です。
コピーもしくは戦後の製造かと疑いましたが、それなら革で作るはず・・・と信じることにしました。

P1018465-1.jpg
サドルバッグの共通項として錠前が付けられるようになっていますが、鉄製バッグと違い機密書類を運搬するのには向いていないようです。

当時の写真を見ても色や材質は判らず、紙製のバッグがあったかどうかは未だに謎です。

German biker1

 German biker2

それよりも、軍用どころか普通のバイクも所有してないのに、こんなものを買ってしまう自分の方が謎です。
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この記事へのコメント

タミヤの箱絵 - marute_evo - 2011年05月29日 09:57:00

mixiで触れていなかった話題でしたからコチラにカキコです。

オートバイの横に付いていたバックは革製だと思っていました。
紙だと破れるように思うのですがね。
オートバイ兵のコートはゴムなんですよね。
ここら辺りもタミヤの箱絵では分からない素材です。

所でコレを見て欲しいのですが、M36の上着とズボンの色が違いますがナゼなのでしょうかね。
http://www.tamiya.com/japan/products/35298field_commander/index.htm

右隅の擲弾兵下士官(乗馬ズボンでないから)はナゼか騎士鉄十字章の受賞者ですし左隅のカバン持ちの将校とコートの左官か将軍さまの兵科の色が違うし。
心ときめいたタミヤの情報も実はいい加減だったりしますよね。

Re:タミヤの箱絵 - エーデルマン - 2011年05月29日 15:48:33

>marute_evo さん
タミヤの箱のイラスト(と裏の色指示)は絶対的存在でしたから、外国の完成品を見て違いがあったりすると「あ、間違っている」なんて思ったり。
まぁ当時は白黒写真から推測するしか無かった時代なので、メーカー側にも色々苦労はあったと思います。
>所でコレを見て欲しいのですが、M36の上着とズボンの色が違いますがナゼなのでしょうかね。
初期の頃に支給された下士官・兵用M36ズボンは色がストーングレイで、上着と色が違っています。
後に上着と同じ色になりますが、色の違うズボンをはくことが古参兵の証+おしゃれだったのかも知れません。
だから将校のズボンはテーラーメイドで色も選択できたので、敢えて色違いで作ったんでしょう。 
下士官の騎士鉄は気がつきませんでした。下士官が授与するのもあながち不可能では無いでしょうが、ディオラマに気軽には使えませんね。

- kfiii - 2011年10月12日 21:13:22

こんばんは。

このバックどちらで購入されたのですか?

バイク乗りの身としてすごく気になります。

レプリカでもいいのでどうかよろしくお願いします。

- - 2011年10月13日 22:12:24

>kfiii #WwSEJKX6さん
このバッグはシカゴレジメンタルスで買いました。
本物のようです。
私はバイクに乗らないので無用の長物です。。。

- ノイスあたま - 2013年05月02日 12:57:57

過去ポストを楽しく拝見しています。このバッグの色が茶色ではないのは知っていたのですが、金属製だと思っていました。蒙が啓けるとはこのことです。ありがとうございます。
紙製とのことですが、おそらくいわゆるバルカン・ファイバー Vulcanized fibre 製ではないかと思います。でしたらば19世紀の半ばに英国で発明されていて、商品化もされています。今も残るブランドとしてはグローブ・トロッターの鞄なんか有名ですね。で、発明は英国なのですが生産や製品化はドイツが大変に盛んだったようです。ですから、このバッグにも頷けるところです。

Re: タイトルなし - エーデルマン - 2013年05月03日 07:03:56

>ノイスあたまさん
当ブログにお越しいただきありがとうございます。バイクのサドルバッグには金属製と革製、そしてこの紙製のバッグがあるようですが、紙製のバッグは珍しいらしく海外からも何度か問い合わせが来ました。紙を使った人工皮革はドイツ語でPresstoffという名称なのですが、おっしゃるとおり、19世紀に発明されたバルカン・ファイバーの技術が直接あるいは間接的にベースになっているのかも知れません。正直グローブ・トロッターの名前は初めて聞いたのですが、ホームページを見て大昔に憧れた旅行かばん(シールをベタベタ貼った状態)だったと思い出した次第です。こちらこそ大変ありがとうございました。

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